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2006年12月 4日 (月)

【Orchesterprobe】

Orchesterprobe(オーヒェスタープローベ)(女):オーケストラリハーサル ・・・・・ オーケストラと何かが共演する場合、オーケストラとの合わせのことを言います。合唱団など、通常はオーケストラと一緒に練習できないので、本番が近づくとこれをやります。演奏会当日などに舞台で合わせること、すなわち舞台稽古のことをゲネラルプローベ、略してゲネプロと言います。ゲネプロという言葉を聞いたことのある人は多いはず。これは元はドイツ語です♪

20poster_3 私事であるが、-そもそもここはブログであるので私事を書くのは極めて正しいのだが-、129日の土曜日、わたしの所属する合唱団の定期演奏会があり、わたしもオンステするのである。演目は、かのバッハのロ短調ミサ曲。これはなかなかの難曲であり、普通の一般合唱団ではなかなか手が出ない(音も出ない)。わが団では、2年かけて練習した。昨年は、その中からKyrieなど数曲を抜粋して演奏し、今年は全曲演奏に挑戦する。挑戦と言って良いだろうと思う。

一昨日の土曜日、そのオケリハがあった。開場は、普段練習に使っている公民館のホールで、ぎゅうぎゅう詰めでの練習だった。

昨年もそうだったのだが、このオーケストラはバロック時代に使われていた仕様の楽器を使って編成されている。すなわち、毎年お世話になっているコンサートミストレスの方にお願いして、この演奏会のためのアンサンブルを組織して頂いたのである。とは言え、毎年見える顔も多く、寄せ集めではない。今回は、弦楽器はもちろん、トランペット、ホルン、フルート、オーボエ、ファゴット、ティンパニーなども入る豪華編成だ。当然出費も多くなるが、これは来年の演奏会を節約バージョンで行うことで何とかするわけである。もちろん節約はお金だけで、音楽エネルギーは節約しない。

さて、オーケストラと歌うという経験は初めてではないが、もうずいぶん昔のことになる。学生時代に、関西六連と言われていた「集団」で、朝比奈隆さん&大阪フィルとオペラ合唱曲のステージを組んだことがあった。そして、その流れで大町陽一郎さんの指揮で、「美しく青きドナウ」を合唱付きでやったことがあった。そして、合唱のステージではないが、二期会関西支部&関西歌劇団の合同公演で、なんと小澤征爾さん指揮の大フィルで、トスカのエキストラをやったことがある(実は自慢♪)。

で、それ以来だから ・・・・・ 30+α年振りだな (--;) 今数えてみたらスゴイ昔だ。我ながら驚く。・・・・・と思ったら違う。去年、ロ短調ミサの抜粋演奏で、ちゃっかりオーケストラと歌っている。忘れていた?(爆)

去年は、秋口以降喉の調子が悪くて、演奏会でも満足のいく声が出なかったのを思い出す。残念な出来だったけど、今年は今のところ異常なし。是非このまま行きたいもんだ。26年ほどのブランクの後歌い始めて、2年。復帰直後のことを思えば、やっぱり喉が少し「柔らかくなってきた」ように感じる。ブランクというのはそう言うものなんだろうか?もうすっかり回復したと思っていたのだけれど、案外そうではなかったのかも知れない。

さて、本番まであと5日。練習は、明日の通常練習とゲネプロを残すのみ。今後に2度目があるかどうか疑わしいロ短調ミサ曲の全曲演奏、ベストが尽くせますように。

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コメント

★樅の木さま

おはようございます~ ウワサの「ろたみ」ですね。素晴らしい!。喉の調子もin Ordnung とのこと、すてきな1日となることを心からお祈りしております。もっと近くだったら私も是非行きたかった・・・!実は同じ日、子供の学校のクリスマス・コンサートがあるのです。でもって、生徒の保護者で声楽家(テノール)をなさっている方が歌ってくださるそうで、私も楽しみにしています。スゴイでしょ。子供の音楽会の前座がプロの声楽家。音楽って人の心を明るく楽しくしてくれますよね。樅の木さんの歌声もきっとお客様をgluecklich にすることと思います。北西の方向に耳をセットしておきますので、大きな声で歌ってね♪タダで聴いちゃえる鴨♪

投稿: アリア・カラチュン | 2006年12月 5日 (火) 07時30分

★樅さま

間違えた!「北東の方向」でしたね(汗)

投稿: アリア・カラチュン | 2006年12月 5日 (火) 07時31分

ヤドスキーさま♪

「鬼門」です、「鬼門」(爆)。

投稿: 樅の木 | 2006年12月 5日 (火) 08時50分

素敵な冬景色ですね。うっとり。
バッハのロ短調ミサ全曲演奏なんてすごい!樅の木さんの合唱団は本格的なんですね。しかも学生時代の経歴も自慢どんどんして!って感じ。実は私も大学時代合唱部。でも歌には自信なしです。ほとんどピアノ伴奏者でしたから。時々口パクパクで歌ってました(^0^)9日の演奏会成功を祈ってます。

投稿: ろこちゃん | 2006年12月 7日 (木) 19時28分

樅さまー画面が青いわ、青い樹氷の世界だわ。神秘的。
れいの、例の曲ですねっ。た○こと間違えてしまうほど空耳な曲ですねっ。

これ、私Dresdenの教会で聴いた記憶があります。名前わすれちゃったけど…ニコライ教会だったかな?

投稿: spatz | 2006年12月 7日 (木) 22時52分

ろこちゃんさん♪

おや!ろこちゃんさんも合唱部員だったのですか?ピアノでbegleiten出来るなんてスゴイじゃないですか?ぼくは、ピアノ弾ける人は無条件に拝んでしまいます。ご神体ですね(合掌)。

うちの団は、本格的なのかどうか?ごく普通の一般合唱団ですよ。週一の練習の団体です。ロ短調は、このペースだと2年かけてもまだまだって感じですね。

投稿: 樅の木 | 2006年12月 8日 (金) 00時36分

spatzさん♪

青いでしょ?こう言うのも良いですね♪

ぼくもハイデルベルクの、たしかヨハネス教会だったかで、これを聴きました。ぼくはハナから興味があったので大丈夫でしたが、お付き合いで聞きに来た人は大変でした。そう、舟漕いで(爆)。
ロ短調とかマタイ受難曲とか、歌う方も大変ですが聴く方も大変なのですよ。長いし。で、演奏が下手くそだったりすると、聴く方が「受難」することになるのです。9日は、誰も十字架に付けることにならなければいいけど(笑)。

投稿: 樅の木 | 2006年12月 8日 (金) 00時41分

樅様♪
私は船酔いにはならず、えらくサムかった記憶があります。寒いって、気温がひくいので寒いという意味です。正月明けくらいの日付に聞いたので(新年コンサートだったのかな?)教会ってあたたかくなるまで暖房なんて入れられないじゃないですか、広いしつくりがそういうつくりじゃないから。コートをきたまま席にすわってました。

それから、マタイも私はもう聴いていると涙が…って感じなんですよ。タルコフスキーだったかの惑星ソラリスってご存知ですか?あれにGeigeのアリアが非常に効果的に使われているのです…

て、映画の話はどうでもいいねすが、前におセンチな話をした私の他界した母が音楽すきで、小学生くらいのときから刷り込まれました。あんなの日々家でかかっていたというわけではないんですが、コンサートに一緒につれてってくれたり。自分が行きたくてコドモをおいてけないから一緒に連れてってくれたのかもしれない、と今は思いますが。
SchreierがEvangelistをやってるの、何回かつれてってもらたたし、Dieskauは年取ってからの来日にも連れてってくれた(わたしはまだオトナとはいえない歳だったと思います…)
話それました、もうしわけありません。マタイ、大好きです。妙にアレンジしてある譜面持ってます。ピアノでbegleiten(!!)するようなつくりの。のけぞりです。

投稿: spatz | 2006年12月 8日 (金) 07時21分

spatzさん♪

マタイもお好きなんですね?
ぼくは、ドイツ語を習得する前に聴いたのです。音源持ってないので、このところとんと聴いていません。ドイツ語習得した後で聴くと違うでしょうね。いつか音源買って聴きたいと思いつつ、聴くのにもエネルギー要るのでビビっているうちに死んでしまうかも(笑)。

投稿: 樅の木 | 2006年12月 8日 (金) 10時34分

マタイネタ:
カールリヒター(とかいう指揮者いましたっけ?)かなんかのを持ってます。聖トーマスの。
Schreier, Dieskauが歌ってるの。私はそればかり聴いているので、あとで買ったカラヤンのとかは違うような機がしたものです。
でもこれありますね、自分に一番しみこんでいる録音が自分にとってのその曲になってしまう。別のを聴くと、ん???違う??て。最初に聞いたのが基準となってしまうということなんですが。

自分で演奏もされる方はまた違う感覚をお持ちでしょうか?

私もマタイはドイツ語なんてまったくまったく知らないころに聞いたのですよ。三つ子の魂…ってやつかな。

以前、大晦日家で一人でいるようなとき(わびしいが何度もあった)は、年越しの瞬間は、マタイをかけていました。全曲きいたときもあったとおもいます。少なくとも三回はこれで年越しをやった。それほど好き、マタイ。
というよりもはや「好き」などという言葉では表現できない、という世界。
熱く語ってしまいました・・・

投稿: spatz | 2006年12月 9日 (土) 23時43分

spatzさん♪

今日、わが合唱団の定演でロ短調ミサ曲歌って、なんとか上手く行ってね、そうしたら、我らが指揮者氏も少し自信ついたのか、将来的に「クリスマス・オラトリオ」や「受難曲」などもやりたいと口走ってました。やめられないよ~、この趣味♪

カール・リヒター&聖トーマス&バッハ、って言ったらベタ中のベタかも?んで、ソリストが修羅嫌ーとディースカウって、もうこれ以上ないぐらいの組合せですね。

確かに、初めて聞いたバージョンとか、いくつか聞いて決まってしまったお気に入りとかが自分のスタンダードになると言うことはありますね。わかります。ぼくにとっては、「冬の旅」はヒッシュかディースカウでなければならない感じです。
でも、他の演奏に対する懐も深くなるかな?自分もうたうようになると。

マタイで年越しは、スゴイというか寂しいというか (^^;) でも、はまるのは理解できる!

投稿: 樅の木 | 2006年12月10日 (日) 01時17分

お疲れund余韻に酔ってるはずの樅さまへ♪

>「クリスマス・オラトリオ」や「受難曲」などもやりたい
やるんです、やるしかない!
是非とも聴きにいきたいと思います。

>マタイで年越しは、スゴイというか寂しいというか (^^;) でも、はまるのは理解できる!

ね、ねわかるでしょ?
わびしい…というか家族がいなかった頃なのです(泣)いや、実際はさみしくもわびしくもないんですが、たいていこれきいて泣くんです。ほろほろと…いや別にかなしいとかわびしいとかじゃなくって、魂が揺さぶられる。
新年の瞬間はこれしかない、という信念をもって生きていたころが私にもあった…(遠い眼)自分に酔っているともいう。陶酔。

投稿: spatz | 2006年12月10日 (日) 01時30分

spatzさん♪

では、うちでマタイやるときは聴きに来て貰いますぜ(笑)。でも、来年はBachのカンタータ106番だそうです。それとモテットをいくつか♪

音源を持っていないので、不確かなことしか言えませんが、マタイは気持ちの良いコラールがありますよね?他所の大規模合唱団、例えば○×バッハ合唱団などにいた人が聞いた話によると、音楽的に演奏が難しいのはやはりロ短調だと言うことです。マタイにもプロでなきゃ無理だろ?と言うような曲はあるそうですが、総合的にはまだ易しいのでは?んだそうです。

いままではMozartとかメサイアとかやって来たけれど、バッハの大きなものは敢えて避けてきたようなところがあったそうです。合唱団に地力が付いてきた、自分の解釈も固まってきた、などなど、いろんな要素が絡まって、今回の上演になったそうですが、これである程度はいけたので、これからはバッハばっかり取り上げるかも?

投稿: 樅の木 | 2006年12月10日 (日) 18時21分

え~っと、定演、お疲れ様でした。
早く、定演の感想、書いてくれないかな、って待っていたのですが(笑)・・・・書かないの?

さて、私は、2階席の一番上で、聴いていました。分かりました?昨年に比べたら、ずいぶん、うまくなっていましたよ。当たり前かもしれませんが(笑)。努力の跡が、よく分かりました。特に、昨年感じた、「男声が無理しているのかな?」という様子は、まったくなく、まとまっていましたよ。昨年は、個人個人の声が、多少目立ていたんですよ。男声の人数が増えたのかな?いずれにせよ、良かったです。もっと、ここをこうすれば、というところもあるでしょう。しかし、アマチュアである、ということを考えれば「たいしたもんだ」としか、言いようがありませんでした。

ところで、相変わらず、樅の木さんは、グリー系の乗りでしたね(笑)。

投稿: LLM | 2006年12月11日 (月) 07時03分

きゃ、上のコメント、ちょっと間違っちゃった。
私が居た場所は、2階席の一番前です。あ~あ、3回確認して、気付かなかった・・・(涙)。

投稿: LLM | 2006年12月11日 (月) 07時05分

LLMさん♪

定演の感想、やっと書きました。
昨日は筋肉痛で、「ねばならない」こと以外はしなかったので遅くなりましたが・・・・・

ぼくは、本番では手元の楽譜がよく見えるように眼鏡を外すのです(年齢ですね…)。ですから、会場のどこに誰がいるかなんてわからないのですよ(^^;)

感想にも書きましたが、今年はBassが増えたのです。女声を3部に見れば、パートバランスも可成りいいとこ行ってましたね♪

投稿: 樅の木 | 2006年12月11日 (月) 12時49分

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