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2007年10月 8日 (月)

【Ein Mann, der sich Kolumbus nannt】 コロンブスという男

Ein Mann, der sich Kolumbus nannt (アイン・マン・デァ・ズィッヒ・コルムブス・ナント)(歌):コロンブスという男 ・・・・・ ドイツで結構有名な歌の名前。18世紀頃から各地で歌われていた民間伝承のメロディ。

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そろそろこのブログを蘇らせなければならない。二ヶ月も穴を開けているではないか。

さて、ありちゅんさんのところで、ちょっくら懐かしいドイツの歌のことが出ていたので、わたしもお題を拝借しよう……

その歌の名は、「コロンブスという名の男」、おちゃらけソングである。このおちゃらけが、多分日本人にはうけないだろうと思われる。実際どうだかわからないが、この歌を「面白い」と感じることの出来る人は、ヨーロッパ的、または少なくともドイツ的な笑いのツボを持っている人だろうと思う。

この歌には「widewidewitt bumm bumm (ヴィデヴィデヴィト・ブンブン)」と言う合いの手と、「Gloria, Viktoria, widewidewitt juchheirassa (グローリア、ヴィクトーリア、ヴィデヴィデヴィト ユフハイラッサ)」と言う合いの手が入る。んなもん訳せない。「あらえっさっさー(前者)」、「栄光!勝利!あらえっさっさーのーさー(後者)」と言うことにしておく。

 

Ein Mann der sich Columbus nannt, widde widde witt bum burn / War in der Schiffahrt wohlbekannt, widde widde witt bum bum / Es drückten ihn die Sorgen schwer, er suchte neues Land im Meer / Glo-ri - a, Vic to ri - a widde wiide witt juchheirassa / Glo-ri - a, Vic to ri - a widde wiide witt bumm bumm

Als er den Morgenkaffe trank widde ...... / da rief er fröhlich: "Gott sei Dank!" widde ... / Denn schnell kam mit der ersten Tram / der span'sche König zu ihm an. / Gloria...

"Kolumbus ", sprach er, "lieber Mann" , widde... / "Du hast schon manche Tat getan", widde .... / "Eins fehlt noch unsrer Gloria, / entdecke mir Amerika!" / Gloria .....

Gesagt getan, ein Mann, ein Wort widde .... / Am selben Tag fuhr er noch fort, widde... / Und eines Morgens schrie er: "Land", / wie deucht mir alles so bekannt." / Gloria ...

Das Volk an Land stand stumm und zag, widde... / Da sagt Kolumbus: "Guten Tag!" widde.. / "Ist hier vielleicht Amerika?" / Da schrien alle Wilden "Ja!!" / Gloria ...

Die Wilden watren sehr erschreckt, widde..... / und schrien all: "Wir sind entdeckt!" / Der Häuptling rief ihm : "Lieber Mann, / alsdann bist Du Kolumbus dann!" / Gloria ....

コロンブスという男は / あらえっさっさー / とても有名な船乗りだった / あらえっさっさー / 彼は心配だった / 海の真ん中で陸地を探していたんだから / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

彼が朝のコーヒーを飲んでいたら / あらえっさっさー / 彼は嬉しそうに叫んだ。「なんてことだ!」 / あらえっさっさー / 何故かというと、一番電車に乗って / スペインの王様が彼に会いにやって来たんだから / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

王様は言った「親愛なるコロンブス君」 / あらえっさっさー / 「君はもう数多くのことを成し遂げたが」 / あらえっさっさー / 「スペインの栄光のためにもうひと仕事頼む /アメリカを発見してくれ!」 / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

男がやると言ったらすぐにやるのだ / あらえっさっさー / その日のうちに彼は出航した / あらえっさっさー / ある朝彼は叫んだ:「陸地だ!」 / 何もかもわかっていたみたいな気がするなあ! / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

原住民達は黙って訝しげに立っていた / あらえっさっさー / そこでコロンブスは言った「こんちは!」 / あらえっさっさー / ひょっとして、ここ、アメリカ? / 原住民達は答えた:「そうだぴょ~~ん!」 / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

原住民達は皆驚いていた / あらえっさっさー / そして口々に言った:「俺たちゃ発見されたんだ!」 / あらえっさっさー / 酋長が言った:「旦那さん、/ てことは、ひょっとしてコロンブスさん?」 / 栄光勝利あらえっさっさーのーさー

コロンブスがアメリカを発見したのは、インドに行くつもりだったのがインドではなくアメリカにぶち当たってしまっただけで、だからアメリカの原住民をインディアンと呼んだのだとか言われている。結構トホホな話を、だからかどうか、妙なお話にこじつけてお笑いにしているのだ。これで笑えた人は、ドイツの酒場でお友達が出来るはずだ(オヤジのね)。

さて、これを日本語で上演できないかと、訳詞を考えてみたことがあった。ドイツ人の笑いのツボごと訳すのはほぼ不可能だが、順番など入れ替えたり、2コーラスを1コーラスにまとめたりしてみた。可成りの字余りだが、こんなのだったらどうだろうか?(合いの手は省略)

1. コロンブスという男は / とても有名な船乗り / ある朝王様が / 彼を訪ねてきた

2. コロンブス、久しぶりだね / 君に頼みがある / スペインの栄光のため / 見つけてよ、アメルィカ~

3. 王様承知しました / そしてすぐ出発 / ある朝見張りが / 「陸地だ!」と叫んだ

4. 原住民が並んでる / コロンブスが「こんにちわ!」 / 「ひょっとして、アメリカ~?」 / 「そうだよ!アメリカ~!」

5. みんな驚いた / 「俺たちは発見された!」 / 「てことは、旦那さん!」 / 「ひょっとして、コロンブスさん?」

栄光!勝利!あらえっさっさーのーさー

ちなみにこの歌は、「Ich bin der Doktor Eisenbart (わたしゃドクトル鉄髭先生だ)」と言う歌詞をつけても歌われている。こっちもおちゃらけソングだ。不眠症の患者に阿片を10ポンドほど処方したらよく眠れるようになった。あれからもう何年も経ったがまだ起きてこない、とか言う感じの歌である。

まあ、どんなおちゃらけソングも、わたしの歌った「レーゲンスブルク……」には負けるが。

Kolumbus_noten_3 

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