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2015年6月13日 (土)

【Termineinschätzung】 納期見積

Termineinschätzung(テァミンアインシェッツング)(女):納期見積 …… 通常は翻訳対象の原本を見て難易度とボリュームとを秤にかけて返事をするか、または客先から、分野、文書の種類、ボリューム等の情報を聞いておよその仕上がり見込みを伝える。金額の見積とともに納期の見積もまたしばしば相見積になることがある。駆けっこと違うっちゅうの。

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 先日とある取引先から請われて納期見積を提出した。付き合いはまだそう長くはないが、信頼関係のできている翻訳会社だ。クライアントはなかなかの大手だが、薄利多売ではなく高性能な大がかりな製品をひとつひとつ売って行くという業態の企業である。だからかどうかはわからないが、品質優先のため各種スケジュールがずれ込むことも多い。今回の納期見積も、当初は「4月半ばには」と言われていたのが、大型連休明けになってしまった。
 このクライアントは、翻訳の納期に対しても結構柔軟に対応してくれるのでこちらとしては都合が良い。しかし、今回は案件の数が多くボリュームも大きいということもあってか、納期見積を出してから1週間経っても受注が確定しない。納期相見積ではなく失注するとも思えないのだが、聞いてみたらまだ発注準備ができていないらしい。
 こちらはといえば、大口が控えているせいで、他の取引先からの引合に対する態度が定まらない。小さいものは請けたが、ここでまた受注すれば半月から3週間はかかるという別の大口の引合があって、きわめて悩ましい事態になった。
 こういうこともあるクライアントであることは知っていたと言える。先方は、こちらの出した納期見積を、どちらかというと「所要期間見積」と理解しているようなフシがある。しかし、いざスタートというところでこっちが詰まっていたらどうすんの?と言いたい。こちらはやはり、ほぼ受注の構えになれば不義理はできないので他の案件の受注は基本的に控えるのに、納期見積を出してから1週間待たされるというのは今までなかったことだった。
 ここは、納期見積を提出する際には、「この納期見積は何月何日まで有効です」という風に、こっちが先方の決定を待てるリミットを設定しておくべきだったと思う。所要期間見積なら、受注時に納品日付をあらためて決定するということを念押しするべきだ。この取引先とは、関係が良好であるので、このような行き違いがあってもお互い理解し合って上手く落としどころを見つけることができる。この案件にしても、微調整を繰り返しながら、最終的に1ヶ月以上かけることのできる余裕のあるプランで、かなりの出来高になる案件が成約に至った。このような円満な結果に至ったのは、お互い遅滞のないコレスポンデンスを維持することが出来たからだと思う。問合せ事項があればすぐに答えが返ってくる、あるいは返す。これは基本的なビジネスマナーである。これが損なわれれば一気に信用がなくなるが、これが良好に維持できると信頼関係が深まる。

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