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2016年7月 3日 (日)

【Stehtisch】 立ち机

Stehtisch(シュテーティッシュ)(男):立ち机 …… 立ったまま仕事をするための机。いつまでも元気で直立歩行をしたければ、足腰を鍛えることだ。


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昨年10月から立ち机で仕事をしている。それまでは、ハイバックで肘掛け付きの「眠れる椅子」で仕事をしていた。もちろん、椅子に座ったまま眠れるという意味であって、椅子が眠るのではない。某家具店で天板(1500mm x 600mm)と脚を買って作った机にハイバックの椅子という装備だった。

この体勢から立ち机に変えた理由はいくつかある。ひとつは椅子が傷んできたことだ。座面の合成皮革がぼろぼろと落ち始めたのだ。買ってから2年ぐらいだが、わたしのようなヘビーユーザーというかヘビーシッター(?)というか、下手をすると1日っで12時間ぐらい座ることもあるSOHO人間が座るのなら、合成皮革のような柔な素材の椅子を選んではいけなかったのだと思う。

大抵の事務用椅子はキャスターの付いた脚が5本、放射状に取り付けられている。これが結構場所を取る。たかだか6畳の仕事部屋では、椅子を動かす度に何かにぶつかっていた。そこで省スペースのためには、椅子のない仕事場、すなわち立ち机を採用すれば良いという考えが浮かんだ。さらに、脚の筋力の低下を感じ始めていたので、立つことで少しは変わるだろうかという考えもあった。

立ち机というと、ドイツ語族ならゲーテを思い浮かべるのではないだろうか。詳しい内容は知らないが、ゲーテが作品をものするときは必ず立ち机を使っていたと言われている。疲れたら、止まり木の様なものにまたがったとか、バランスチェアの様なものも使ったとか、諸説が入り乱れている。事実がどうであったとしても、ドイツ語族としては、ゲーテにあやかりたいと思うのはごくごく自然なことだ。立って気を引き締めて集中して働く、という行為に対するシンパシーも高まってきた。

そこで、また某家具店に行き、天板と座卓用の脚を買って来た。今まで使っていた机に座卓を乗せて立ち机を作った。低い方の天板にはPC本体、セカンダリのノートPC、プリンタを置き、高い方の天板にはディスプレイを2台とキーボードとマウス、そしてスタンドを置いた。椅子を使わないので机の下にも引出ワゴンの他、背の低い本棚、そして450mm X 450mmの座卓を置き、その奥にテーブルタップを固定し、コード類が床の上を這わないようにした。本当はラティスを机の背面に設えて、植物の蔓ではなくデバイスの蔓を這わせたいのだが、まだ実行していない。デバイスの蔓すなわちコード類は宙に浮いているような格好だが、これでもずいぶん清掃がしやすくなった。これもこの立ち机導入の副産物なのだが、立ち机でなくても可能だ。立ち位置の後には休憩用の収納ベンチを置いた。高さの調節のために簀の子を置き、簀の子の上に置くクッションは、色々試してみた結果、段ボールがいちばん足にフィットするという結論になった。

こうして昨年10月に立ち机を導入し、今日まで続けている。その結果・成果を上げてみるとこんな具合だ:
●1ヶ月もすると、立っていることには慣れた。
●立つ姿勢を維持するのに必要な筋肉が付き、体重が4kgほど増加した。
●ただし相変わらず運動不足ではあるので脂肪は減っていない。良い霜降りになっているだろう。
●仕事の効率が上がったと感じる。収納ベンチに座って休んでいても、座っているという姿勢がすなわち休憩していることを意味するので、気分にメリハリが付く。スクリーンセーバーの泡がディスプレイに出てくると、(ああ、もう10分休んでいるのか)と思うし、スクリーンセーバーが落ちて画面が暗くなったら、15分経過したことがわかる。座りながらじっと考えている間に寝込んでしまうことがなくなった。

そういうわけで結構良いことがある。これと言ったデメリットはない。

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