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2016年10月26日 (水)

【Funkuhr】 電波時計

Funkuhr(フンクウーア)(女):電波時計 …… 1日に2回自動的に時刻合わせをしてくれる時計。ほぼ狂いがないと言える。人間レベルでは100%正確と言えるだろうが、実際にどうかはその時計本体如何だという。

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最近では電波時計というものが当たり前になってきている。それも凄く安く買うことができる。昔はこのようなものはなく、ゼンマイ式や振り子式、あるいは腕時計には自動巻というものもあった。電池を入れるだけで、あとは「自分で」時刻を調節してくれる時計が出てきたときは驚いたが、仕組みを聞けば、技術の進歩の賜でもあるが、どちらかというと「アイデア」の勝利なのかとも思った。

Wikipediaによれば、ヨーロッパでは1980年代後半ごろから電波時計が広まったとされている。わたしはドイツに延べ11年足かけ15年ほど滞在したのだが、初めての渡独が1986年だったので、丁度その頃から電波時計の普及が始まったということになる。初めての渡独から3年か4年経った頃、仕事場の時計がアナログ式の電波時計になった。皆電波時計は初めてだと言っていた。

ドイツは夏時間を採用している。夏時間や冬時間の始まりの電波時計の挙動がどのようなものなのか皆が知りたがった。むろん、そのためには夜遅く電波時計を凝視していなければならない。誰もそこまでしたいとは思わなかったので、電波時計凝視イベントは実現しなかった。皆の想像は24時を回って程なく、電波時計の針がぐるーっと速く1周するというものだった。

実際は、電波時計は常時基準時計と連動しているわけではないので、夏時間の開始/終了の日になった直後に、つまり0時0分1秒とかのタイミングで表示が変わるのではない。その時計本体の設定によって1日に2回とか1回とか、電波を受信して時刻を調整するのである。その時計が毎日午前3時と午後3時(3時と15時)の2回時刻調整をする設定であるなら、夏時間の始まりの日が来ても、午前3時になるまでは時刻は調整されない。そして、3時から15時まで、または15時から翌3時までの12時間の間は普通の時計として機能する。今時の時計で、12時間に1秒ずれるようなものはないと思うが、もしそのような精度の悪い時計なら、電波時計とは言え表示される時刻はそれほど正確ではないと言える。ただ、1日に2回とかのタイミングで時刻が調整されるので、誤差が積み重ならないので、そこそこの信頼を置くことができるということになる。精度ということで言うなら、夏時間/冬時間の始まりの日の午前0時からしばらくの間は、電波時計を信用してはいけない。その時間帯は眠っているに限るのだ。

以前乗っていた車が、利用10年を超えた頃、インストルメントパネルの時計表示が消えた。修理屋には直せない(というかインストルメントパネル総替えだ)と言われたので、自動車向けのコイン電池と太陽電池のハイブリッド電波時計を買い、フロントウインドウの際(きわ)に取り付けた。一向に受信してくれなくて困ったが、丸1日走り回っていた日にやっと受信してくれた。わが家の駐車場は電波の受信がしにくいらしい。時計が不良品なのではなかった。

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